■ ID
| 1096 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 管理型最終処分場の廃止基準に関する考察(6) Study on the standards of discontinuance for the controlled landfill sites (6) |
■ 著者
| 長森正尚
埼玉県環境科学国際センター 山田正人
(独)国立環境研究所 石垣智基
龍谷大学 小野雄策
日本工業大学
|
■ 出版元
| (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第20回廃棄物資源循環学会研究発表会、平成21年9月18日 |
■ 抄録・要旨
| 管理型最終処分場の廃止基準のひとつに「ガスの発生」が定められている。本研究の調査対象は埋立を終了した産業廃棄物管理型処分場であり、2箇所のガス抜き管から深層からのガスを放出させている。また、浅層ガスの調査目的で、埋立終了後に深さ約7mの場内観測井が設置されている。
埋立終了1年後からガス調査を開始し、メタンガス濃度は深層で28〜81%、浅層で1.1〜60%で変動しながら低下する傾向にあった。特に浅層ガスの濃度変動が大きく、埋立終了8年後頃から急激に濃度が低下した。
ガス流量の変化については、深層で約3日間、浅層で約6時間の連続測定したところ、深層ガスで0〜280L/分、浅層ガスで12〜37L/分であった。そして、気圧の上昇時にガス流量が減少し、気圧の下降時に流量が増加する場合が多かった。約2hPa/時の気圧変動が、時間当たり約80L/分の割合でガス流量を増減させた。そして、約6年間にわたる調査から、ガス流量は変動しながら徐々に減少する傾向を示した。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |